誠道会館の練習は、各支部週1回1時間半程度あり、平日の異なる曜日で各支部において練習が行われているため、どこの支部にも練習に行くことができます。
基本的な型の練習から、自由組手(スパーリング)、実戦形式の乱取などで、身体と技を鍛えます。
それぞれの練習には、師範/指導員がつき、それぞれのレベルに合った指導を行います。
主な練習内容
挨拶
練習の最初は、全員で黙想・挨拶をします。
空手だけでなく、武道に共通して言えることですが、『礼に始まり、礼で終わる。』の言葉にあるように礼儀を養います。
準備運動
準備運動の重要性は、空手に限ったことではなく、すべてのスポーツに適合します。
空手の場合は、全身を武器にして戦いますので、足のつま先から、頭部まで細部にわたって行います。
基本稽古
定位置での基本稽古です。
基本をしっかり覚えなければ応用ができません。
基本稽古をしっかりとやらないと、越えられない壁に当たります。
『空手は、立ち方3年、蹴り方3年、突き方3年、合わせて9年で初めて空手道の門をたたく。』と言われています。
継続は、力なり。
移動稽古
定位置で行う基本稽古を動きの中で応用して行うのが移動稽古です。
普通は、打ち方、蹴り方を前進3歩か5歩し、反転して3歩か5歩で、元の位置にもどる移動稽古をします。他にも、前進して、後進で行う移動稽古もあります。
約束組手
基本稽古で習得した受けや攻め技を、受け手と攻め手に分かれて二人一組で、決められた動きの中で稽古するのが『約束組手』です。これにより、実戦の『間合い』、『勘』を学ぶ稽古です。
自由組手(スパーリング)
自由組手は、約束組手の稽古で覚えた技を、相手との自由な組手の中で実践的に体感する稽古です。
この稽古により、技のかけ引き・攻防のリズム・精神力・忍耐力・間合いの取り方などを習得する稽古です。
型稽古
『型』は、実戦攻防を想定して組み立てられているので、実戦空手においても欠くことのできない重要な稽古の一つです。空手道には、この型が80から100あると言われていますが、現在わかっているのは40ぐらいのようですが、誠道会館では、『誠道会館 型』として、20ほどを稽古しています。
型はあらゆる攻防を想定して組み立てられているため、複雑な型の中から組手の奥深さを知る事ができます。そのことは、『型の分解』から知る事ができます。
『型』と『型の分解』とを一緒に覚えることが大切です。
挨拶
練習の最後は、全員で黙想・挨拶をして締めくくります。
練習相手や師範・家族に、感謝とお礼の気持ちを伝えます。
自主練習
練習の後も、自主的に技を磨くべく練習をする生徒もいます。